• 社会医療法人 雪の聖母会 聖母の家・地域共生センター
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イベント開催報告

  • 2017.07.24 九州夢大学の企業研究ゾーンに出展しました

     7月24日、『九州夢大学 in 福岡』が福岡国際センターで開催されました。このイベントは、株式会社マイナビが「1日で進学と、その先を考える事のできるイベント」として毎年開催しているものです。会場には九州各地の大学と企業・職業人が集結し、大学説明会ゾーン、企業研究ゾーン、お仕事研究ゾーンに分かれて、各校の学部やゼミの紹介、各企業・職種の特徴や仕事内容を紹介しました。
     聖マリア病院は「企業研究ゾーン」に出展し、事務員、看護師、薬剤師、診療放射線技師、臨床検査技師、臨床工学技士がそれぞれの職種や病院、医療の仕組みについて紹介しました。ブースには100人を超える学生が訪れ、熱心に耳を傾けていました。

    自身の経験を語る聖マリア病院の男性看護師。学生たちは熱心に耳を傾けています
  • 2017.07.13 脳死下臓器提供の検証会などを開催

     1997年に臓器移植法が施行されて20年。聖マリア病院では、臓器提供を希望する患者さんやご家族の尊い意思を、病院全体で支援できるよう、院内体制を整備しています。
     その一環として、7月13日に、当院で3例目となる脳死下臓器提供(2017年1月に実施)の事例検証会を開催しました。 検証会には職員約70人が出席。主治医や臓器提供の中心となる院内コーディネーター、関係部門の代表者らが、患者さん搬入から臓器提供に至るまでのそれぞれの活動や反省点、疑問点などを報告しました。また福岡県メディカルセンターの岩田誠司氏も交え、会場全体で今回の反省点を次回にどう生かすか、活発なディスカッションが行われました。
     またそれに先立ち、6月28日には院内の移植医療実施報告会を開催しました。報告会は、職員が移植医療への理解を深め、移植医療を実施する上での問題点や今後の展望を検討するために開かれたもので、100人を超える職員が参加しました。移植医療に携わる医師、看護師、コーディネーター、薬剤師など13人の職員が、これまで実施してきた22例の生体腎移植と3例の脳死下臓器提供について、その時に感じたことや苦労したこと、これからの展望など、それぞれの思いを語りました。
     当院の移植医療に対する活動について、生体腎移植に取り組む移植外科の谷口雅彦診療部長は「僅か1年半で22例の生体腎移植を行うことができたのは、各職種の方々のご協力の賜物だ」と話しました。また、脳死下臓器提供管理委員会の福田賢治委員長(脳神経センター長)は脳死下での臓器提供について「尊厳を守りつつより良き医療を目指すことが重要だ。脳死下臓器提供を推進する土台には終末期医療がある。今後は終末期医療のあり方も議論しながら進めたい」と話しました。

    活発に議論する聖マリア病院の職員たち(7月13日の検証会)