イベント開催報告
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2018.02.22 第2回マリア・ホスピタル・コンサートを開催しました
聖マリア病院は2月22日、中央診療棟1階ホールで「第2回マリア・ホスピタル・コンサート」を開催しました。このコンサートは、患者さん、ご家族、地域の方々に癒しの音楽をお届けするために2カ月に1回開催しています。
今回は「PIARIMBA(ピアリンバ)」として福岡県を中心に活動している、ピアノ奏者の久米歩さんと、マリンバ奏者の山ノ内貴一郎さんをお招きしました。
過去に聖マリア病院での入院、手術経験があるという山ノ内さん。「入院中は自由に外出できないし、テレビや本もすぐに飽きてしまう。みなさんに生の音楽を聴いて元気になってほしい」と、アヴェ・マリア、瀬戸の花嫁、銀河鉄道999、ディズニーメドレーなどバリエーション豊かな曲目を披露し、客席からは大きな拍手が送られました。
次回はサックス奏者の深町宏さんを迎え、4月12日(木)に開催予定です。ぜひ、足をお運びください。
来場者はにこやかな表情で演奏に耳を傾けていました
PIARIMBAの2人。左から久米歩さん、山ノ内貴一郎さん -
2018.02.20 緩和ケア提供体制に関するピアレビューを開催しました
2月20日、聖マリア病院をホスト役とする緩和ケア提供体制に関するピアレビューが開催されました。
このピアレビューは、福岡県内に19施設ある「がん診療連携拠点病院」を3~4施設ごとにグループ分けし、各グループでのディスカッションを通じて、互いの緩和ケア体制が抱える課題を共有、解決方法を模索し、緩和ケア領域の医療水準向上を図るために、福岡県がん診療連携協議会の主催で2017年度に始まりました。
聖マリア病院は、公立八女総合病院、大牟田市立病院の3病院でピアレビューをおこなっています。過去に2017年10月に公立八女総合病院、18年1月に大牟田市立病院がホスト役で開催しており、今回で3回目の開催となります。
公立八女総合病院から6人、大牟田市立病院から9人、聖マリア病院から16人が参加し、当院で実際に起こった事例を基に、患者さん・ご家族とのかかわり方、適切な評価方法、効率的なリハビリテーションや投薬の仕方などについて議論、検討をおこないました。
聖マリア病院緩和ケアセンターの今村豊センター長(血液内科診療部長、緩和ケアチーム身体症状担当医師)は、「時間を大幅に超える白熱した議論がおこなわれた。これで終わりではなく、今回ディスカッションしたことを実際の現場の活動に生かし、PDCAサイクルをしっかりと構築していくことが重要である」と総括しました。
聖マリア病院で開催されたピアレビューの様子