• 社会医療法人 雪の聖母会 聖母の家・地域共生センター
    • お電話でのお問い合わせ 0942-34-3573(代)  
          
      •   
      •  
    • 交通アクセス
  • 文字サイズ

    • 標準
    • 拡大
  • サイト内検索 

閉じる


準備中です。

イベント開催報告

  • 2025.06.14 パイプオルガンチャリティーコンサート

     聖マリア病院の「雪の聖母聖堂」で6月14日、パイプオルガンチャリティーコンサートが開かれ、集まった約100人の聴衆が荘厳な音色に酔いしれました。
     奏者はピアニスト、オルガニストとして国内外で活躍し、同志社女子大嘱託講師なども務める三森尚子さん。メンデルスゾーンの「私は心から願い求める(血潮したたる主の御頭)」、バッハの「あなたの御座の前に進み出て」など楽曲解説を交えて披露しました。参加者から8万2951円の寄付金が集まり、カトリック中央協議会の救援活動団体「カリタスジャパン」を通じて、能登豪雨災害の被災地に送られます。
     当法人司祭のジュセッペ・ピアッツィニ神父は、開演に先立ち「パイプオルガンの音色が一人一人の心の中で響きとなって、祈りのハーモニーとなりますように」と話されました。


    パイプオルガンを演奏する三森さん

    当日、雪の聖母聖堂に集まった方々

    ジュセッペ神父から花束を受け取る三森さん
  • 2025.04.19 第28回久留米つつじマーチに救護班として参加

     4月19日(土)・20日(日)に久留米市で開かれた第28回久留米つつじマーチに聖マリア病院の看護師たちが、救護班として参加しました。
     つつじマーチは、久留米市の春の美しい自然の中で、心と体を動かしながら、久留米の魅力を楽しめるイベントであり、例年1万人以上の方が参加されています。
     当日は、久留米市役所の職員と一緒に、つつじマーチ参加者の急変時に備え準備、対応を行いました。

    4月19日を担当した聖マリア病院スタッフ3人

    市職員とコースの確認を行う様子

    負傷者の対応を行う看護師たち

    参加者の血圧を確認する様子

     
  • 2025.04.16 46人の職員から児童福祉施設へ物品寄付集まる

     聖マリア病院は虐待委員会開設30周年を迎えたことを記念し、2025年3月1日〜3月31日の1カ月間、聖マリア病院グループ全職員に対して福岡県内の児童福祉施設への物品寄付を呼びかけました。呼びかけの結果、46人から衣類や本、おもちゃなどが集まり、4月16日に久留米児童相談所などへの寄付が行われました。聖マリア病院外来診療棟2階ホールに並べた物品の中から、施設の方々に必要なものを選んでいただきました。当日は小児科の秋田幸大診療部長をはじめ11人のスタッフが対応に当たり、会場では真剣かつ和やかに子どもたちへの贈り物選びが行われました。
    主催者である秋田診療部長は「今回初めての試みだったが、職員の方からたくさんの物品寄付をいただき、児童相談所の方々などにも喜んでもらって良かった」と述べました。また、翌週の4月23日、26日には甘木山乳児院(大牟田市)へ物品寄付が行われました。
     聖マリア病院は福岡県における児童虐待防止医療ネットワーク事業の拠点病院として、児童虐待防止に取り組んでいます。

    聖マリア病院 病児保育・保育所へ寄贈

    職員から寄せられた物品(一部)

    真剣におもちゃを選ぶ児童相談所の方々

    聖マリア病院職員4人と児童相談所の方々

    4月23日、甘木山乳児院へ寄贈の様子
    寄付先一覧:19施設
    清心乳児園
    甘木山乳児院
    鞍手乳児院
    久留米天使園
    古処学園
    清心慈愛園
    ひばりが丘学園
    筑後いずみ園
    桜園児童部
    小郡学園
    ゆうかり医療療育センター
    医療福祉センター聖ヨゼフ園
    児童発達支援センター ゆう
    児童発達支援センター はぐ
    児童発達支援センター ひばり園
    児童発達支援センター コアラ園
    当院保育所、病児保育
    久留米児童相談所(一時保護所)
    久留米児童相談所(里親宅)

     
  • 2025.04.12 第1回日韓免疫・再生療法シンポジウム開催

     日本と韓国の第一線で活躍する専門家が集まり、免疫療法および再生医療について議論する「第1回日韓免疫・再生療法シンポジウム」が開かれました。会場の聖マリア研究センターには医療関係者や一般の方など約160人が集まりました。
     雪の聖母会の井手大志副理事長は開会に際して「国際交流を通し、職員の知識や技術を向上させたい。免疫・再生療法において日韓を代表する4名に発表していただくことで、今後のトレンドや現状について知っていただければと思う」と述べました。
     シンポジウムでは、韓国・カトリック中央医療院 企画調整室 ミン・チャンギ室長、カトリック大学校ソウル聖母病院 リウマチ科 チュ・ジヒョン教授、慶應義塾大学 再生医療リサーチセンター 岡野栄之センター長/教授、聖マリア病院 血液内科 山崎聡主任医長の4人に当院で今後取り組む免疫療法(CAR-T療法)の現状や展望について、またiPS細胞(人工多能性幹細胞)を使用した最新の研究や医療への応用について講演いただきました。
     聖マリア病院の谷口雅彦院長は閉会の挨拶で「本日は4題とも非常にレベルの高い内容だった。今後も本シンポジウムが発展するよう取り組んでいく。毎年4月にシンポジウムを開催することが決定しており、若い先生方に積極的に参加いただける仕組みも考えていきたい」と今後の展望と感謝を述べました。
     聖マリア病院は、韓国との交流を1988年に始めました。聖マリア病院の基本理念に基づき、開発途上国を中心とした諸外国との国際協力・交流活動を強化、発展させ、わが国の国際貢献に寄与することを目指しています。


    慶應義塾大学 岡野栄之センター長/教授

    韓国・カトリック中央医療院 ミン・チャンギ室長

    演者と関係者の方々

    ほぼ満席となった会場の様子
  • 2025.04.01 令和7年度 入職式・新人職員集合研修を開催

     社会医療法人 雪の聖母会 入職式・新人職員集合研修が聖マリア研究センターで開催されました。令和7年度4月入職の156人(医師・看護師・その他)が入職式に参加しました。(4月入職者数は206人)
     緊張した面持ちの新人職員に対し、井手義雄理事長は「カトリックの病院として、患者さんに寄り添い、弱い人と共に歩んでほしい。資格を持ったプロフェッショナルとして、テクニックばかりでなく、医療の本質を忘れず理念や社会的責任をしっかり持って仕事してほしい」と述べ、新入職員の新たな門出を祝福しました。
     また、聖マリア病院の谷口雅彦院長は「何事をなすのにも、一番に身体が大事。自分と家族を大切にし、日々の業務を頑張ってほしい」とプライベートとの両立の重要性を述べました。

    井手理事長の講話にお辞儀をする新入職員ら



    聖マリア病院の説明と挨拶を行う谷口病院長


    令和7年度入職研修医のみなさん


    新入職員を出迎えるように咲く桜
     
  • 2025.03.25 第74回聖マリア医学会学術集会 最優秀演題賞授賞

     2024年12月に聖マリア研究センターで開催された第74回聖マリア医学会学術集会の最優秀演題賞に退院支援室の「聖マリア病院退院支援室退院支援実績の報告」が選ばれました。
     発表は過去5年間の退院患者さんに対する支援の分類分けを行い、現状分析と今後の課題がどういったものかを”見える化”した内容です。「分析の結果、複雑化した退院支援が増えていることが分かった。患者さんに合った適切な退院支援が可能な組織作りに注力していきたい」と退院支援室の皆さんは語っています。
     聖マリア 教育・研修センターの蓑田ヒロミ部長は、「当院の課題である後方連携体制についての非常に重要な資料となり、今後の当院の活動に資する演題だった」と話しました。

    賞状を渡し拍手を送る 聖マリア病院 谷口雅彦 病院長

    チームの受賞と語る 発表者 退院支援室 吉岡さん

    吉岡さんを囲み、受賞を喜ぶ退院支援室の皆さん
     
  • 2025.02.15 OB会と医師同門会が合併、新・聖マリアOB会へ

     聖マリアOB会(筒井竹人会長)と聖マリア医師同門会(川原正士会長)の総会が2月15日、久留米市内のホテルで合同開催され、両組織を合併して4月に新しい聖マリアOB会を発足させることが決まりました。
     合同総会には、聖マリア病院OBの医師・看護師のほか、さまざまな職種の元職員など約100人が参加。筒井氏は「衰えを感じる日々だが、集まれる人たちがまだいると確認ができてうれしい」と再会の喜びを添えてあいさつしました。合併後の聖マリアOB会の運営については、ウェブサイトや交流サイト(SNS)を通して情報発信していくことなどが説明されました。講演会もあり、聖マリアヘルスケアセンターの井手睦病院長が同センターの「10周年記念事業」について報告するなどしました。
     その後の懇親会は和やかなムードで、元同僚との思い出話で盛り上がりました。「今後も開催してほしい」という声が多く聞かれました。


    新しい「聖マリアOB会」の発足を決めた総会


    懇親会を楽しむ筒井竹人会長(左)と聖マリア病院谷口雅彦病院長
  • 2024.12.25 イエズス・キリストの生誕を祝う 合同クリスマス会開催

     聖マリア病院などを運営する社会医療法人雪の聖母会(井手義雄理事長)は、12月25日、クリスマス会を開催しました。当院が開院した1953年に始まり、今年で72回目の開催。現在は、グループ法人である学校法人聖マリア学院(井手三郎理事長)、社会福祉法人平和の聖母(井手信理事長)の3法人合同で開かれており、コロナ禍を経て、5年ぶりの通常開催となりました。
     はじめに、聖マリア病院外来診療棟に隣接する雪の聖母聖堂でクリスマスミサが行われました。カトリック福岡教区長のヨゼフ・アベイヤ司教、当法人専属のジュセッペ・ピアッツィニ司祭ほか8人の神父が司式を務め、患者さんや地域住民、職員ら約100人が参加しました。
    イエズス・キリストの生誕を祝い、世界の平和や人々の健康を祈りました
    イエズス・キリストの生誕を祝い、世界の平和や人々の健康を祈りました


     ミサ終了後は院内の照明を落とし、薄闇の中で職員や看護学生らがキャンドルを手に聖歌を歌いながら病棟を回るキャンドルサービスを行い、それに合わせて9人の神父が患者さんら約1000人一人一人にプレゼントのお菓子とメッセージカードを手渡しました。
     2週間前から小児病棟に入院する小林佳歩ちゃん(6)は、プレゼントを楽しみにしていたと言い、喜びみに満ちた様子でケーキを受け取りました。婦人科病棟に入院する50代女性は「直接プレゼントを受け取れて嬉しいし、心の癒しになった。ぜひ、これからも続けてほしい」と話しました。
    笑顔でプレゼントを受け取る小林佳歩ちゃん
    笑顔でプレゼントを受け取る小林佳歩ちゃん

    一緒に頑張りましょうと声を掛けながらプレゼントを手渡すヨゼフ・アベイヤ司教と谷口雅彦聖マリア病院長
    一緒に頑張りましょうと声を掛けながらプレゼントを手渡す
    ヨゼフ・アベイヤ司教と谷口雅彦聖マリア病院長

     
    ▼今回、司祭団を務めていただいた神父たちです。ご協力いただき、ありがとうございました。
     ・ヨゼフ・アベイヤ司教
     ・ジュセッペ・ピアッツィニ神父
     ・青木  悟 神父
     ・浦川  務 神父
     ・川上 惣一 神父
     ・田中 重治 神父
     ・寺浜 亮司 神父
     ・牧山 強美 神父
     ・宮﨑 保司 神父
     ・山頭原太郎 神父

     
  • 2024.12.14 第74回聖マリア医学会学術集会を開催

     第74回聖マリア医学会学術集会学術集会(聖マリア病院など主催)が12月13、14の両日、聖マリア研究センターと聖マリア学院大学の各会場で開催されました。「チームで取り組もう! 目指すべき地域医療」をテーマに、各種講演会や展示、交流会が開かれ、市民やグループ職員など2日間で延べ約750人が来場しました。
     13日の市民公開講座「認知症を知ろう and 落語」では、認知症が分かりやすく解説され、落語会では会場が笑いに包まれました(※別稿のイベント開催報告を参照)。
     14日の学術集会では、当院の虐待対策委員会30周年の取り組みが紹介され、日本子ども虐待医学会副理事長を務める社会医療法人聖ルチア会 聖ルチア病院精神科の神薗淳司医師が「精神医学に学ぶ子ども虐待医療の展望」の題で記念講演しました。神薗医師は、子どもの虐待は生命や安全を脅かすだけでなく子どもへの重大な権利侵害であることを強調し、医療従事者が関わっていく大切さや課題などについて話しました。
     そのほか、医療的ケアを必要とする子どもの対応について議論した看護実践交流会や福岡市に本部がある国際連合人間居住計画(国連ハビタット)の活動報告、厚生労働省幹部による今後の医療政策についての特別講演会、職員による一般演題のプログ
    ラム(口演、ポスター展示)などが行われました。


    神薗淳司医師を講師に迎えた虐待対策委員会30年の記念講演会

    医ケア児の対応について議論した看護実践交流会

    国の医療政策の方向性について解説した眞鍋馨厚労省課長

    ポスター発表の説明を聞く来場者たち
  • 2024.12.13 市民公開講座「認知症を知ろう and 落語」で学びと笑い
     

     聖マリア病院は12月13日、聖マリア研究センター 井手一郎ホール(久留米市津福本町)で市民公開講座「認知症を知ろう and 落語」を開催しました。認知症に関心を持つ市民や職員など約250人が参加しました。
     講演会では、慶應義塾大学再生医療リサーチセンターの森本悟副センター長が「他人ごとではない。皆で認知症を知ろう」の題で講演しました。認知症の患者さんの症状や超高齢社会における認知症との向き合い方などについて解説し、介護者が孤立せず安心して介護に取り組める環境づくりが重要だと強調しました。
     落語会では、FBSテレビ「めんたいワイド」でお馴染みの落語家立川生志さんが、落語家になるまでの自らの体験を笑いを交えて紹介したあと、古典落語の演目「井戸の茶碗」を披露しました。その軽妙な語り口が会場を沸かせていました。
     当日は、今年4月に落成した聖マリア研究センターの見学会・研究紹介もあり、同センターの取り組みについて市民の皆さんに知ってもらう機会となりました。


    認知症の症状・治療法、介護のあり方を話す森本悟副センター長

    満席となり、賑わいを見せた井手一郎ホール

    古典落語「井戸の茶碗」を披露した立川正志さん

    市民の皆さんに研究センターを解説